池袋氷川神社 富士塚 山開き

豊島区の「富士塚」は富士山を模してつくられた人工の山で、豊島区内には氷川神社(池袋本町3丁目)境内に「池袋富士塚」-浅間神社-と豊島区高松2丁目の「豊島長崎の富士塚」がある。
その池袋と長崎の富士塚の山開きが「富士山」の山開きと同じく7月1日に行われる。池袋の富士塚は1日と第1日曜日に、長崎の富士塚は1・2日に登山できる。また池袋の氷川神社の境内で1・2日に「あさがお市」が開催される。
「富士塚」は江戸時代後期頃から江戸を中心に各地に築造され。富士登山が出来ない人たちも、塚に登れば富士山に登ったのと同じ霊験が得られるとして、富士山信仰の団体である富士講の人々により築かれた。
池袋富士塚は明治45年に富士講の一つの池袋月三十七夜元講によって築かれ。1998(平成10)年に「豊島区指定史跡」となった。長崎富士塚は文久2年(1862)に富士講の一派月三講(椎名町元講)によって築造された。高さ約8㍍、直径約21㍍で、塚全体が富士の熔岩でおおわれている。1979(昭和54)年に「国指定重要有形民俗文化財」に指定されている。
■池袋氷川神社 https://ikebukurohikawa.org/
■池袋富士塚 https://ikebukurohikawa.org/fuji.html
■長崎富士塚 https://www.city.toshima.lg.jp/349/bunka/bunka/bunkazai/shiseki/2209260918.html
■長崎富士塚山開き https://www.city.toshima.lg.jp/349/bunka/bunka/bunkazai/event/2305160835.html