豊島区は10月から「30戸以上」のマンションなど共同住宅を建てるとき、戸数に応じて一定の割合でファミリー世帯向けの住戸の附置が義務となる。
<としまファミリー住戸>とは、専用面積が50平方メートル以上のもの。付置の割合は「1+(総戸数ー29)×0.2以上」で、30戸マンションの場合は最低でも2戸、40戸だと4戸、100戸だと16戸となる。
豊島区は10年前に「消滅可能性都市」とされ、今度は<人口の増加分を他地域からの流入に依存していて、出生率が低い都市>「ブラックホール都市」と分析された。(「人口戦略会議」2024)
豊島区はこうした分析が公表されたた一方で、3月に『豊島区住宅マスタープラン(後期5年)』を策定し「子育て世帯の定住の支援制度の検討」や「マンション施策の充実」などでのファミリー世帯の増加などの方策を進めている。
■豊島区住宅マスタープラン https://www.city.toshima.lg.jp/310/kuse/shisaku/shisaku/kekaku/008446/004229.html
■ファミリー住戸附置指導要綱 https://www.city.toshima.lg.jp/314/machizukuri/sumai/2403211153.html
■ワンルームマンション税 https://www.city.toshima.lg.jp/100/tetsuzuki/ze/sonota/hotegaize/001777.html
■人口戦略会議「人口ビジョン2100」時事通信 https://www.jiji.com/jc/v8?id=202405disappear-team
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