池袋演芸場の3月中席(21日から30日)は昼の部で「落語協会新作台本祭り」で演者は柳家喬太郎さん、三遊亭圓丈さん、林家彦いちさんなどが主任を日替わりでつとめる。落語は熊さん(熊五郎)、八っつぁん(八五郎)ご隠居、大家さん、おかみさんなどが登場する時代物の噺が多いが、今の普通の人が登場する現代者の噺もある。この中席は表題通り「新作落語」のみの興行で、落語協会が募集した台本も演じられるだろう。
落語協会は毎年春に新作落語の脚本(時代物・現代物)を募集し、12月に「新作落語台本発表落語会」をしている。昨年の第13回目の最優秀作品は荒井久美子さんの「コロッケそば」、優秀作品は横井正幸さんの「リベンジ商店街」で表題からして現代的だ。何作の応募あったかは不明だが、前回の12回には250本の応募(三遊亭圓丈さんのHPより)があったそうなので、今回も相当数の応募があったのだろう。昼席午後2時から5時、入場料2000円。
■池袋演芸場 http://www.ike-en.com/index2.html
■落語協会 http://rakugo-kyokai.jp/news/1213/
■三遊亭圓丈 http://enjoo.com/rakugo/rakugo/enjo/daihon2015.html