豊島区役所は『男女共同参画の視点に立った 表現ガイドライン』を定めている。このガイドラインは、豊島区が発行する、区報、パンフレット、リーフレットなどでの表現についての参考資料として作成されている。すでに2005(平成17)年に「男女共同参画の視点に立った広報ガイドライン」に作成していて、その改訂が2020年6月に行われた。
ガイドラインは<性別のイメージの固定化、性別に基づく固定観念にとらわれない多様なイメージで、また、誰かの心を傷つけ不快にしない、多様な受け手に共感が得られるよう>の表現のために作成されている。
区が発信する情報で気をつけたい表現として以下のような事例を提示している。
1 登場する男女のバランス、2 必要以上に男女を区別した表現、<性別によって役割を固定化した表現(家事・育児・・は女性)、性別によるイメージを固定化した表現(赤やピンク系は女性で、黒や紺系は男性・・)>、3 男性・女性の関係を優劣・上下の関係とした表現(庇護される立場、アシスタント、弱者、被害者、相談をするのは女性)、4 性別によって異なる言葉、<性別を強調した表現(女医、女弁護士、女性社長、男性保育士」など、性別に関連される特有な表現(女だてらに、女流・・)、性別に関連される特有な表現>
また豊島区は、このガイドラインを区民、事業者、メディアにも利用してほしいと呼び掛けている。ガイドラインPdf>>●
■男女共同参画の視点に立った表現ガイドライン
https://www.city.toshima.lg.jp/050/2103180902.html
■豊島区 男女共同参画 https://www.city.toshima.lg.jp/kuse/danjo/index.html
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