geikimae201611

東京藝実劇場前の紅葉

毎年12月にベートベンの第9交響曲「合唱」が各地のホールで演奏される。池袋の東京芸術劇場でも12月4日から26日に7回の演奏会がある。演奏する管弦楽団は、12月4日・21日・24日・26日は日本フィル、17日・25日は読響、23日は都響。
音楽情報誌「ぶらあぼ」調べによると、12月に日本全国で第9の演奏会は164回あるそうだ。これでも昨年の188回より24回少なくなっている。そのうち東京・関東では81回で、会場別では第1位のサントリーホールの12回で、芸劇は第2位で7回、第3位は大阪のザ・シンフォニーホールだ。演奏オーケストラ別では日本フィルが12回、読響が7回となっている。
なぜか年末に第9の演奏会が多いのか? 交響楽団が財政的に厳しい時代に、団員の年越し資金にのために、合唱団員の関係者などで確実の入場者が確保できる演奏会として始まり、それが定着したなどの諸説がある。
■東京芸術劇場 http://www.geigeki.jp/
■音楽情報誌 ぶらあぼ http://ebravo.jp/