「ゼロカーボンシティ特別区」23特別の温暖化対策

東京の23区の特別区長会は、10月16日に脱炭素社会の実現を図るため「ゼロカーボンシティ特別区」共同宣言を発表した。
宣言は<各区が地域特性に応じた地球温暖化対策を実施、各区が連携し、相乗効果を最大限に引き出し、2050年までに温室効果ガスの排出量が実質ゼロとなる「ゼロカーボンシティ特別区」の実現を目指し、取組を加速する。>という。
具体的な取組みとして、区有施設への再エネ電力の共同購入などで(1)再生可能エネルギー電力利用の推進、(2)中小企業の脱炭素化への支援、(3)建物・住宅のZEB・ZEH普及の推進、(4)森林整備の取組みによる吸収量の確保・効果の把握、の4項目を例示している。
聞きなれない「ZEH」とは、省エネ住宅のことで<ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス>の略称、「ZEB」は省エネビルは<ネット・ゼロ・エネルギー・ビル>の略称。
特別区長会は、東京23区の連携、特別区の自治の進展のために、特別区23区長が組織する任意団体。
■「ゼロカーボンシティ特別区」区長会共同宣言 https://www.tokyo23city-kuchokai.jp/katsudo/sonota_kotsudo.html#R051017
■宣言文 https://www.tokyo23city-kuchokai.jp/katsudo/pdf/sonota_katsudo/r051017.pdf?_rev2