豊島区 ヤングケアラー支援コーディネーター 2023年度

2022年夏に、豊島区が区内の小学校4年~高校生を対象に「ヤングケアラー実態調査」を行った。調査で、家族の世話や家事などをしている子どもたちの実態が明らかにされた。
豊島区が、こうした<見えづらいヤングケアラーを早期に発見し、適切に支援するために、2023年度から<ヤングケアラー支援コーディネーター>を2名を配置する。
コーディネーターは「東部子ども家庭支援センター」(上池袋2丁目)に常駐して、関係機関と連携しながらアウトリーチを行う。同時にヤングケアラーの正しい理解を促進し、地域に見守りの目を増やすために職員や関係機関向けの研修・出張講座などを行う。
昨年に行った「豊島区ヤングケアラーの実態調査」の結果によると、<世話をしている家族がいますか>との問いには 小学4年~6年生の「21.4%」中学生は「4.7%」高校生世代は「2.8 %」
そして<自身はヤングケアラーに当てはまるか>については、小学4年~6年生の「2.2%」、中学生は「1.5%」、高校生世代は「2.3 %」となっている。(予算案重点事業8ページ)
■豊島区2023年度予算案 https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/kaiken/2301311436.html
■ヤングケアラー(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/young-carer.html
■ヤングケアラー https://www.mhlw.go.jp/young-carer/