東京空襲資料展

展示されているのは空襲関連資料・写真パネルの展示と証言記録映像の放映。会場は東京芸術劇場の地下1階アトリエウエストで3月5日から3月10日まで(午前9時から午後5時)。
この展示は、1990年に東京都が「東京都平和の日条例」として定め、毎年3月10日に記念式典を開催し、その関連事業として東京都が開催している。
1945年3月10日に米軍による下町(現在の江東区、墨田区、台東区、中央区など)を中心に大空襲があった。資料によると空襲は米軍のB-29爆撃機325機が大量の爆弾と焼夷弾を投下し、死者約8万-10万、負傷者は4万-11万名、被災者は100万人を超え、被災家屋26万戸以上あったと言われている。
豊島区が大きな被害にあったのは、下町の空襲のあとの4月13日に東京西北部一帯を襲ったの城北大空襲で、豊島区域の7割を焼失、死者778人、負傷者2,523人、焼失家屋34,000戸、罹災者161,661人になった。
東京都は江東区北砂1丁目の都立横綱町公園に「東京空襲犠牲者を追悼し平和祈念する碑」を2001(平成13)年に建てていて「東京大空襲犠牲者名簿」を収納している。
東京大空襲に関連する施設として「東京大空襲・戦災資料センター」が2002年に江東区北砂1丁目に市民によって設立されている。このセンターでは関連資料の常設展示や調査研究を行っている。
■東京空襲資料展 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/bunka_seisaku/0000000716.html
■東京大空襲・戦災資料センター http://www.tokyo-sensai.net/index.html
■都発行発行パンフ「東京空襲犠牲者を追悼し平和祈念する碑」pdf
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/bunka_seisaku/files/0000000632/30pamphlet.pdf