都区財成調整 仕組み

東京23特別区は、基礎自治体が徴収している固定資産税・市町村民税法人分・特別土地保有税などを東京都が徴収している。この税金を都と23区で分配している。
2024年度は、都が徴収した2兆1893億円の55.1%の1兆1,258億円を23区に分配する。
分配方法は人口などに応じて行政サービスに必要と考えられる金額(基準財政需要額)と各区の税収などの(基準財政収入額)との差額を都と23特別区で協議・算定し、普通交付金として配分(交付)される。
2024年度は、区民税などで税収が多い港区と渋谷区への分配は0円で、人口の多い足立区・江戸川区に1000億円台になっている。(都8月6日発表)
豊島区に332億8200万円で、隣接の北区は588億円、板橋区は851億円、新宿区には267億円、文京区236億円となっている。豊島区の2024年度の予算では379億円なので47億円の収入減となる。(図は特別区長会サイトより)
■東京都庁 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/08/06/08.html
■23区特別区長会 https://www.tokyo23city-kuchokai.jp/seido/r06_santei_shiryo.html
■豊島区2024度予算 https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/shisaku/shisaku/kekaku/2402021648.html
■都と特別区 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/tokyoto/profile/gaiyo/shikumi/shikumi08.html