大正大学がイノベート・ビジョン「学生のための 大学教育“超”改革を 実現します。」と新たに「社会共生学部」を2020年に開設する。この学部は、環境学、観光学、行政学、政策学を柱にして公共政策学科と社会福祉学科の2学科構成。今年度までの「人間学部」社会福祉学科、人間環境学科、教育人間学科の3学科を改組したもののようだ。
この改革で、大正大学は社会共生学部、地域創生学部、表現学部、心理社会学部、文学部、仏教学部の6学部体制になる。大正大学にはすでに地域社会を課題とした「地域創生学部」があり、どのような違いがあるのだろう。
大学のHPによると、社会共生学部の公共政策学科は「人間が豊かで幸せに生きることのできる社会の現実に向けた教育研究に取り組み、専門的な知見から制度・仕組み(政策)」を、地域創生学部は「経済学を基盤として、地域を愛し、地域を支え、日本の未来を構築する地域活性化のリーダーを目指す」のだそうだ。また大学には「地域構想研究所」があり、月刊誌『地域人』を発行し各地の地域情報を発掘し紹介している。
大正大学はもともとは天台宗、真言宗智山派、真言宗豊山派、浄土宗の三宗四派によって設置された仏教系の大学で、学部生4871名(内仏教学部生481名)、大学院生140名(2019年5月現在)
■大正大学 https://www.tais.ac.jp/
■情報誌「地域人」http://chiikijin.chikouken.jp/
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