英文学者の小田島雄志さんの名前を冠にした「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者が発表された。受賞者は「沈池娟(シム・ヂヨン)」さんで<李(イ)ボラム作「少年Bが住む家」>の翻訳に、そして「世田谷パブリックシアター」での<フリードリヒ・シラー作・スティーブン・スペンダー上演台本・安西徹雄訳・森新太郎演出「メアリ・スチュアート」>の上演に、特別賞は「新国立劇場シェイクスピア歴史劇シリーズ」の上演の3組。表彰式は1月に行われる予定。
賞の名称の小田島雄志さんは、東京芸術劇場館長豊島区の芸術顧問の経歴などで豊島区と関係が深く、劇場「あうるすぽっと」に小田島雄志・翻訳戯曲賞の事務局が置かれいている。第1回から10回までは選定は小田島雄志さん個人が行い、11回からは実行委員会が行い、個人の翻訳に加えて上演団体も受賞対象に加えられた。
この賞は出版社などのスポンサーが主催するものではなく、賛同者の寄付により運営されてる。
■小田島雄志・翻訳戯曲賞 https://sites.google.com/view/odashimaaward/
■あうるすぽっと https://www.owlspot.jp/