シェークスピアの翻訳で著名な小田島雄志さんが審査して決定する「第10回小田島雄志・翻訳戯曲賞」に水谷八也さんと小山ゆうなさんに決まり劇場「あうるすぽっと」のサイトで公表された。表彰式は1月に行われる。
水谷さんは早大教授でジョン・オズボーン作の「怒りをこめてふり返れ」の翻訳で、そして小山さんは演出家で、ヴォルフガング・ヘルンドルフ作の「チック」で受賞。
この賞は2008年から毎年優れた翻訳戯曲を対象に小田島雄志さん本人が選考を行い、金十万円を贈呈するもの、10年間をめどとして開催しているそうなので、今回が最後になるのだろうか?
賞の事務局は豊島区立「あうるすぽっと」にある。小田島さんと豊島区の関係は、1993年に東京芸術劇場の第2代館長に就任、そして2005年には豊島区の芸術顧問に、現在は「国際アート・カルチャー都市懇話会」の特別顧問などで関係が深い。
■小田島雄志・翻訳戯曲賞 http://www.owlspot.jp/odashima_award/