richard3-201611 東京芸術劇場の芸術監督野田秀樹さんの戯曲「三代目、りちゃあど」が11月26日から芸劇で上演される。芸劇のHPによると、シェイクスピア『リチャード三世』のリチャード(りちゃあど)を、シェイクスピアが検事、『ヴェニスの商人』のシャイロック(シャイロク)が弁護人となって法廷で裁くという作品だそうだ。
歌舞伎俳優の中村壱太郎や狂言師の茂山童司や元宝塚歌劇団の久世星佳、劇団毛皮族の江本純子など日本から、そしてシンガポール・インドネシアの俳優が出演する。演出はシンガポール国際芸術祭芸術監督のオン・ケンセンさんが担当する。
この作品は「東京芸術祭2016」の一環で日本・シンガポール・インドネシアの共同制作で日本語、英語、インドネシア語での上演され日本語、英語の字幕が付く。
東京公演のあと熊本、大阪、高知、福岡で巡演する。すでのこの芝居は2016年4月に静岡の「ふじのくに せかい演劇祭」で東京公演と同じメンバーで上演されている。
■三代目、りちゃあど http://www.geigeki.jp/performance/theater117/
■ふじのくに せかい演劇祭 http://festival-shizuoka.jp/