東京都は1月18日「Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023」の受賞者と授賞式及び受賞記念シンポジウムを3月に開催すると発表した。受賞者は志賀理江子さんと竹内公太さんの2名。志賀さんは1980年生まれの写真家で東京写真美術館や豊田市美術館などで個展を開いている。竹内さんは1982年生まれで、絵画や彫刻、写真、インスタレーションなど、一定の表現方法のこだわらないアーティスト。
「Tokyo Contemporary Art Award 」は東京都が2019年から開催していて、今回は第3回となる。賞の目的は<世界に発信すべき中堅アーティストのステップアップを促し、世界で活躍するアーティストの登竜門>にと設定された。
受賞者には副賞として300万円、海外での活動支援上限100万円、展覧会実施(東京都現代美術館での展示)、モノグラフ(作品集)の作成の4つの支援が行われる。
第1回(2019-2021)の受賞者の風間サチコさんと下道基行さんの「受賞記念展」は2021年3月に東京都現代美術館で開催される。第2回(2020-2022)の受賞者は藤井光さんと山城知佳子さんで2022年に「受賞記念展」の開催が予定されている。
■東京現代美術館 https://www.tokyocontemporaryartaward.jp/winners/
■第1回(2019-2021)の受賞者展 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/TCAA_2019_2021/
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