「相談ほっとLINE@東京」

東京都教育員会が都内の約64万人の中学生、高校生(国公私立在学)を対象に無料通話・メールアプリ(LINE)で教育相談の窓口を開設している。対象となる中高生には「相談ほっとLINE@東京」カードを配布して知らせている。相談時間は午後5時から午後10時まで(受け付けは9時30分まで)都教育相談センターが運営し「SNS教育相談支援員」が相談に応じている。
その相談窓口の4月から9月の利用状況が10月22日に公表された。登録数は9月30日の時点で26,561人で相談件数は1,800件(1日平均9.8件)となっている。
相談内容は、友人関係434件、学業不振187件、家族関係174件、進路105件、そして6番目が男女関係59件、教員等との関係58件、虐待37件、いじめ30件などとなっている。
相談者の属性は、76.4%が女子、男子は15.4%、学校別では中学生が53.8%、高校・高専37.2%。
東京都教育相談センターには「いじめ相談ホットライン」、「高校進級・進路・入学相談」、「通訳を介した外国人児童・生徒の高校等進路・教育相談」などの窓口がある。
■東京都教育相談センター https://e-sodan.metro.tokyo.lg.jp/
■SNS教育相談 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/10/22/03.html