カスタマーハラスメント防止対策検討部会 資料より

「カスハラ」ってなに?この新しい言葉は、商店などで客が店員に理不尽な要求をする行為を<カスタマーハラスメント>と言い、その略語が「カスハラ」。このような行動をする人は、商店だけではなく駅や区役所などで大声でどなっている人など目撃することがある。
東京都がこのカスハラに関して2月20日の都議会で小池都知事が施政方針演説で<都独自の防止条例を制定する方針>を表明した。東京都は昨年10月から『カスタマーハラスメント防止対策に関する検討部会』を開催し検討を始めている。その検討会での議論をふまえて条例案が作成されるようだ。
公表されている検討会の資料によると、ルール作りの必要性、ルール作りの方法・内容、ルール作りの効果・実効性の確保海外での事例などが検討対象になっている。
資料によると、「カワハラ」とセクハラ・マタハラ・パワハラなどの定義と比較し、カワハラの法的な<定義がまだ無い>ことを明示している。
■都知事施政方針表明2月20日 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/shisehoshin/06_01.html
■カスタマーハラスメント防止対策検討部会 https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/plan/kasuhara/index.html