豊島区役所が始める「混合介護」はどのような介護サービスなのだろうか。2017(平成29)年度予算で2017目玉プロジェクトとして「混合介護の弾力化のモデル事業」を発表した。モデル事業は介護保険での訪問介護サービスと、保険では認められていない同居家族分の調理や洗濯なども一緒に実施して、ヘルパーの業務時間短縮と介護家族の負担軽減をはかることを目指すという。
このモデル事業は2月10日の国家戦略特別区域会議で認定されている。そこに提出された資料に事例が掲載されている。事例の一つとして、現行の仕組みだと介護給付45分と保険外45分で、利用者300円と保険外の自費2000円から3000円を、目指す方向は介護と保険外で60分程度にして自費負担を1500円から2500円と安くし、そしてヘルパーの業務時間を15分短縮するという。
■豊島区2017年重点事業 http://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/h2902/1702081523.html
■国家戦略特別区域会議 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/tokyoken.html

2017年2月10日 国家戦略特別区域会議 資料から