タバコ屋の前の灰皿

東京都は2017年夏に1「受動喫煙に関する都民の意識調査」と2「飲食店における受動喫煙防止対策実態調査」、そして3「宿泊施設における受動喫煙防止対策実態調査」の三調査を実施し、その結果を11月27日に公表した。
受動喫煙調査の概要によると、受動喫煙の経験したのは、1 路上83.7%、2 飲食店77.3%、3 駅・空港37.7%、4 ホテル・旅館26.9%、5 職場26.6%、6 パチンコ等娯楽施設25.0%となっている。注目されるのは83%を超えている路上での受動喫煙だ。
そして受動喫煙対策をとってほしい施設としては、1 病院・診療所75.4%、2 飲食店73.8%、3 路上72.2%、4 小中高校70.5%があげられている。対策としては、1 建物内完全分煙(独立した喫煙所) 34.2%、2 建物内禁煙(屋外に独立した喫煙所)33.3%、3 敷地内全面禁煙 24.5%が上位を占めている。
「飲食店における受動喫煙防止対策実態調査」では飲食店(対象20,000店、回答6,898店)、「宿泊施設における受動喫煙防止対策実態調査」では宿泊施設(対象2,945施設、回答1,284)のアンケート調査で、店舗や施設の現時点での受動喫煙についての考え方が示されている。
■東京都庁 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/11/27/18.html
■調査概要 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/11/27/documents/18_02.pdf