豊島区11月の公表データによると、2024(令和6)年の豊島区立小・中学校の不登校者数は、総数313名(小学校151名、中学校162名)となっている。
こうした児童生徒を支援するために豊島区は「豊島区不登校対策総合計画(素案)」を作成し、区民からの意見を募集している。
素案の構成は、1子どもに対する登校支援の考え方、2豊島区の登校支援に関する本計画の位置付け、3豊島区の登校支援、4今後の取組、5相談窓口一覧となっている。
基本的には、不登校を「問題行動」ではなく、心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、どの子どもにも起こり得る状況と捉えている。計画が目指す登校支援の目標は、<単に学校に登校させることではなく、子どもが自らの進路を主体的に捉え、社会的に自立することにめざす。>としている。
意見等の提出は2026(令和8)年1月9日まで
■豊島区不登校対策総合計画(素案)」のパブリックコメント https://www.city.toshima.lg.jp/594/kuse/iken/2510071028.html
■豊島区「児童・生徒の問題行動等調査結果」2025年11月公表 https://www.city.toshima.lg.jp/documents/50209/20251113092936.pdf