池袋駅周辺の飲食店で働く外国籍の人が目立つ、私が日ごろ昼食を食べる店では、5、6人の店員の全てが外国籍のこともある。東京ではどれほど外国籍の人が働いているのだろうか?
東京労働局が1月26日に東京都内全域での<「外国人雇用状況」の届出状況>を発表したデータによると。東京で働く外国人は、542,992 人(2023年10月現在)が働いている。前年同期より 42,903 人(8.6%)増加した。この外国人労働者数は、集計を始めた2007(平成19)年以降の最高値だそうだ。
国別では、中国が最も多く 172,302 人(外国人労働者数全体の 31.7%)。次いでベトナム 83,708人(同 15.4%)、ネパール 43,935 人(同 8.1%)、韓国 38,885 人(同 7.2%)、フィリピン 38,102人(同 7.0%)。
どんなところで働いているのだろう?「宿泊業、飲食サービス業」が一番多く 110,394 人(外国人労働者数全体の 20.3%)。次は「卸売業、小売業」が 90,937人(同 16.7%)となっている。
働いている人はどんな人か?在留資格別では、「専門的・技術的分野」が最も多く 212,603 人で、次いで、永住者や日本人の配偶者等など「身分に基づく在留資格」が 149,492 人、「資格外活動」が 132,779 人。その「資格外活動(うち留学)」については 101,420 人で「資格外活動」全体の 76.4%を占めている。
このデータは、2023年10月末現在のもので、東京都内の事業主が外国人労働者の雇入れ・離職時に労働局に届け出たものをに取りまとめたもの。
■東京労働局 https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/news_topics/houdou/newpage_00088.html
■報告概要 https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/001710187.pdf