ドローン飛行の禁止空域

テレビのバラエティー番組やドラマでドローンで撮影した場面、無許可でドローンを飛ばして逮捕者が出る、アメリカのアマゾンがドローンで配達など、ドローンを巡ってさまざな情報が飛び交っている。そんなドローンだが池袋の家電量販店でも展示販売され、私たちに身近な存在となっている。
そんなドローンを操縦しているのはだれか?素人でもできるのか?どこで飛ばすことができるのか?。
国土交通省によるとドローン(マルチコプター)、ラジコン機、農薬散布用ヘリコプターなどは「人口集中地区の上空」「150m以上の高さの空域」「空港等の周辺の空域」では国土交通省の許可を受ける必要がある。したがって東京は人口集中地区の上空なので、国土交通省の事前に許可を受けた人だけが飛ばすことができる。趣味での飛行でも法を守り安全に飛ばすことが必要となっている。
ドローンの操縦には誰でもできるが、ドローン操縦者協会が「資格認定」をしている。資格は4段階で、レベル1は目視内飛行で、映像コンテンツのための空撮、橋梁、送電線等のインフラ点検なの利用が想定されている。最高位のレベル4の資格は、都市の物流、警備などに利用が考えられている。 ガイドライン>>●
ただ、ドローンでも「重量200グラム未満」のものは、無人航空機ではなく「模型航空機」に分類され、無人航空機の飛行に関するルールは適用されず、空港周辺や一定の高度以上の飛行について国土交通大臣の許可等を必要とする規定のみが適用される。
■国土交通省 無人飛行機 https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000041.html
■ドローン操縦者協会 https://d-pa.or.jp/
■無人航空機(安全な飛行のガイドライン) https://www.mlit.go.jp/common/001287979.pdf