年末の風物詩 救世軍の社会鍋

東京都が、都民が東京と都政ににどのような「関心と意見」があるかを把握するために「都政モニター」にアンケートを実施している。都政モニターは公募で500名を募集して年6回のアンケートを行っている。その第3回目のアンケート「東京と都政に対する関心」が2018年8月に行われ、11月にその結果が公表された。
アンケートに答えた人の9割近くが10年以上住んでいる。そうした前提での回答だが、東京に『住み続けたい』が92.5%。東京が魅力的な都市かについては、「思う」(95.4%)が「思わない」(4.6%)。東京の良いところ「交通網が充実している」が約6割、「物や店が豊富である」(37.0%)、「芸術や文化に触れる機会が多い」(33.6%)と続く。
良くないところは「朝・夕の通勤電車のラッシュがひどい」(64.5%)、「物価や地価が高い」(58.0%)、「車や人が多い」(46.1%)、「住宅事情が悪い」(20.9%)、「地域のつながりや人間関係が希薄」(18.0%)。
都政については『満足』(56.9%)が6割近く、前年度から7.0ポイント低下。『不満』(43.0%)は、約4割。都が取り組んでほしい分野は「防災対策」(53.0%)、「高齢者対策」(40.5%)、「治安対策」(32.4%)、「少子化・虐待防止などの子供対策」(31.3%)、「行財政」(25.9%)となっている。
■都政モニター http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/11/13/01.html
■都庁 都民の声課 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/11/13/01.html