アーツカウンシル東京が2018年から2020年の「東京芸術祭」総合ディレクターに宮城聰さんが就任したと3月30日に発表した。発表には宮城聰さんのプロフィールと選考プロセスと理由も公表されている。宮城さんは1959年生まれの演出家、SPAC‐静岡県舞台芸術センター芸術総監督、東京芸術祭組織委員会の委員。
宮城聰さんの就任のコメントでは<比較的先進国と言われていた国の中に分断がある。>そんな現代の東京でどのような芸術祭か、役割は?と問うて「国内」「国際」「地域」の面から考え、光を当てたいと言う。どのような東京芸術祭になるのか!!
東京芸術祭とは、アーツカウンシル東京が<東京に世界から人が集まり、東京の活力を高めることを目指し、2016年から池袋を中心に舞台芸術祭>として始まっている。2015年まで池袋を中心に開催されていた「フェスティバル/トーキョー」の発展型として2016年から「東京芸術祭」となっている。
今年の「東京芸術祭2017」は秋に池袋エリアで「国際舞台芸術祭」として。フェスティバル/トーキョー、芸劇オータムセレクション、としま国際アートカルチャー都市発信プログラム、アジア舞台芸術人材育成部門が参加する。
■アーツカウンシル東京 https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/
■SPAC http://spac.or.jp/art_director