日本社会では人権が尊重されている

都民の65.8%が、<日本社会では人権が尊重されている>と思う回答と、尊重されていないと思う回答は34.2%。ただ肯定的回答の内訳はそう思うが10.4%で、どちらかといえばそう思うが55.4%となっている。そして男女別では男性は67.2%、女性は64.7%で3%の差がある。
インターネットによる人権侵害>に関連しては、問題があると思う項目は「誹謗中傷する表現の掲載」54.3%がトップ、そして「他人のプライバシーの無断掲載」42.1%、「知らぬ間に自分のことが掲載される」27.5%と続いている。
性的マイノリティの人権>については、「性自認」という言葉について、『知っている・計』は 69.5%、「知らない」は 30.5%。
<東京における外国人の人権>で起こっている人権問題については知っているのは「アパート等の住宅への入居が困難なこと」35.6%。「就職・職場で不利な扱いを受けること」33.9%、「差別的な表現や言動が行われること」26.9%と続いている。
その他、ヘイトスピーチ同和問題犯罪被害者やその家族などについて調査している。
調査は2023年8月にインターネットで都内に在住する満18歳以上の男女5,000人を対象にして行われた。5000人の内訳は18・19才155人、20代から60代は各約800人、70才以上800人。
■「人権に関する都民の意識調査」https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/01/19/09.html
■調査報告全文 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/01/19/documents/09_02.pdf
■概要版 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/01/19/documents/09_01.pdf