実装検証を開始 東京国際クルーズターミナル

東京都は、脱炭素社会の実現とエネルギーの安定確保に向けた取り組みをしている。
その取組として「薄く、軽く、曲がる」という特徴を持った日本生まれの太陽電池「次世代型ソーラーセル」(ペロブスカイト太陽電池)の耐風圧や塩害に対する耐久性等の実装検証をする。場所は、東京国際クルーズターミナル4階デッキの「TOKYO」サインが設置されている丸い柱で巻きつけ、サインの点灯電力に利用する。
次世代型ソーラーセルは、板状「シリコン系」よりも少ない製造工程で製造が可能で、製造コストも安く、主原料のヨウ素は、世界産出量の約30%が日本国内産だという。
新電力ネットによると、国内の最新導入事例として、積水化学工業、リコー、KDDIなどがある。今回の都の実装検証は積水化学との協定事業。
■東京都 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/05/24/17.html
■積水化学 https://www.sekisui.co.jp/connect/article/1393104_40890.html
■リコー https://jp.ricoh.com/release/2024/0315_2
■KDDI https://www.kddi-research.jp/newsrelease/2023/120601.html
■新電力ネット https://pps-net.org/column/115975