2021(令和3)年度 豊島区予算

2月2日、高野豊島区長から豊島区の2021(令和3)年度の予算の発表があった。予算は、「新型コロナ対策」「SDGs推進」「デジタル化推進」「池袋の都市再生」の4つを重点テーマにした予算だ。
そのうち「新型コロナ対策」についてワクチン接種の実施方法と対象、接種順を明らかにしている。接種の方法は、個別接種(地域の医療機関)、集団接種(区内の5か所ほどの公共施設)、巡回接種(26か所の「区民ひろば」)の3層の会場を設置。接種対象は16歳以上の方(2回接種)、接種は①医療従事者等→②高齢者→③基礎疾患のある方→その他の方の順に行う。
スケジュールは、2月下旬に 医療従事者の接種開始、3月上旬 区専用コールセンター開設、3月中旬クーポン券郵送(高齢者) 予約受付3月下旬~ 高齢者より順次接種、4月上旬~ クーポン券発送(その他)となっている。
〇参考 豊島区の収入(歳入)は1,302億円で、主な内訳は特別区民税323億円、都と23区で分けている法人事業税などから豊島区分の282億円、国と都からの支出370億円など。一般会計の支出(歳出)は1,302億円(内訳は事業費884億円、投資的経費172億円、人件費245億円)。そして計553億円の3会計(国民健康保険事業会計、後期高齢者医療事業会計、介護保険事業会計)を合わせて豊島区の全体予算は1,855億円となっている。
■豊島区2021年予算 http://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/kaiken/2102021724.html