第14回 小田島雄志・翻訳戯曲賞

日本における翻訳劇の振興を目的として2008年に設立した「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の第14回の受賞者が決まった。
受賞者は翻訳の「Le Fils 息子」の翻訳の齋藤敦子さん。「グローリー・デイズ」、「ダブル・トラブル」の翻訳・訳詞した高橋亜子さん。演劇上演分野では、サルトルの「墓場なき死者」を上演した<オフィスコットーネ>。「ダウト~疑いについての寓話」の上演した<風姿花伝プロデュース>。特別賞はシェークスピアの37戯曲を完訳した松岡和子さん。表彰式は1月に東池袋の劇場「あうるすぽっと」で行われる。
この賞は、<日本における翻訳劇の振興を目的>として、翻訳家・英文学者の小田島雄志さんが設立し第10回まで、小田島さんが主催し、第11回から「小田島雄志・翻訳戯曲賞」実行委員会が主催。この賞は、賛同者の寄付により運営されている。
小田島雄志さんと豊島区とは、豊島区芸術顧問、東京芸術劇場名誉館長、名誉都民(2021年10月)などで縁がある。
■小田島雄志・翻訳戯曲賞 https://sites.google.com/view/odashimaaward/
■名誉都民 2021年 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/08/27/05_01.html