豊島区が学校教育の目指す方針を定めた『豊島区教育大綱』を策定し10月2日ホームページで公表した。以前は豊島区教育委員会が策定していた<教育振興基本計画「教育ビジョン」>を「豊島区教育大綱」に位置づけていた。
それを今回は<民意を代表する区長>が、区政の重要な柱である教育について、何を目指すかという方針を教育委員会と協議して「豊島区教育大綱」を策定している。
法律で定められた「教育委員会」の守備範囲は、学校教育だけではなく生涯学習分野(図書館や博物館の設置など)や文化財の保存・活用など広い。今回の教育大綱は「子どもの教育」に焦点をあてた内容となっている。
具体的な取り組みとして、<小中連携教育の推進>、<人権を大切にし一人ひとりの子どもに寄り添った教育を推進>、<多文化教育を推進し共生社会の担い手となるグローバルな人材を育成>、<学校図書館の学習情報センター化と学校図書館司書の充実>などを例示している。
■豊島区教育大綱 https://www.city.toshima.lg.jp/347/kuse/shingi/kaigichiran/2410021338.html
■豊島区教育大綱(pdf)https://www.city.toshima.lg.jp/347/kuse/shingi/kaigichiran/documents/toshimakukyouikutaikou_1.pdf
■教育ビジョン2019 https://www.city.toshima.lg.jp/351/kuse/shisaku/shisaku/kekaku/kyoikusomu/004319.html
■教育委員会の仕事(文部科学省)https://www.mext.go.jp/kids/find/kyoiku/mext_0008.html