図は暮らしむきの変化の経年変化グラフ

東京都は1月27日に「都民生活に関する世論調査」の結果を発表した。調査を実施した2020年9月は新型コロナウイルス感染症が感染者数が7日間平均100人台の時期だったためか、「暮らしむきの変化について」は「変わらない」が59%(昨年より11ポイント減)、「苦しくなった」33%(9ポイント増)となっている。(図は暮らしむきの変化の経年変化グラフ)
これからの暮らしむきについては「苦しくなる」45%(昨年より10ポイント増)、「変わらない」42%(13ポイント減)となっている。
東京都に対しては、(1)これからの都政の進め方 (2)新型コロナウイルス感染症対策 (3)都に対し特に力を入れて欲しいこと、の3点について調査している。その中で(2)については「医療提供体制の充実強化」78%「生活困窮者などの生活への支援」45%、「経営に影響があった事業者への支援」36%、「情報発信の充実」31%なっている。
(3)については、前年の調査では1位は高齢者、2位は治安、3位は防災、4位は医療・衛生だった。2020年調査では1位は防災対策47%(昨年より8ポイント増)、2位は前年4位だった医療・衛生対策44%(6ポイント増)、3位は高齢者対策39%(10ポイント減)、4位は治安対策34%(8ポイント減)、5位は少子化・虐待防止などの子供対策28%(5ポイント増)となっている。
■都民生活に関する世論調査 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/01/27/01.html