千早2丁目にある「豊島区立熊谷守一美術館」で熊谷守一さんの遺品展『モリのもの』が11月1日から27日まで開催される。
企画展では、<熊谷守一さんが遺した画材や生活道具から「鍛冶屋の仕事場」のようなとも称されたアトリエの様子など>が展示される。この企画展は、豊島区制施行90周年事業で11月1日から6日までは無料公開される。7日から入館料500円。
洋画家熊谷守一(1880-1977)さんが千早のアトリエを備えた木造平屋立ての家に97歳で亡くなるまで45年間住んでいた。その地に守一さんの娘さん榧さんが、1985年に『熊谷守一美術館」を開館した。その後2007年に153点の守一作品を豊島区に寄贈して、『豊島区立熊谷守一美術館』となった。がその後も熊谷榧さんが2022年2月まで指定管理者として運営を続けていた。館長の榧さんのあとは、相談役の小泉淳一さんが館長代理になっている。
■豊島区立熊谷守一美術館 https://www.city.toshima.lg.jp/473/bunka/bunka/jigyo/006112/index.html