北区西が丘のナショナルトレーニングセンターに隣接している都立赤羽商業高校は2018年度に生徒募集を停止して、来年(2020)3月の閉校で57年の歴史に幕を閉じる。閉校後に校舎の改修工事が行われ、2021年4月から都立家庭・福祉高校(仮称)となる。
学校沿革によると同校の前身は、1950年都立城北高校の赤羽分校として開校、1959年都立赤羽高校に、1963年から都立赤羽商業高等高校に校名変更している。
新しい高校は家庭学科、福祉学科の二つ学科で構成される都立で初めての学校となる。家庭学科は人間科学科と調理科の2科構成。人間科学科(定員140名)は保育関係、栄養士養成などの上級学校への進学を目指し、2年次から(a) 幼児教育・保育系、(b) 栄養・健康系にに分かれる。調理科(定員35名)は調理師の資格を目指し資格を生かした進路を。
福祉学科の介護福祉科(定員35名)の1科構成、目標は介護福祉士国家試験受験資格の取得をそして資格を生かした進路をめざす。 ●注(学科名など仮称)
■都立赤羽商業高校 http://www.akabaneshogyo-h.metro.tokyo.jp/site/zen/index.html
■家庭・福祉高等学校(仮称)開設準備室 http://www.katei-fukushi-j.metro.tokyo.jp/site/zen/