都感染症情報センターによると、今年は2013年いらいの流行の兆しだそうだ。東京で第48週(12月1日)までに風しん患者835人となっている。12月10日に東京都などで構成する「九都県市首脳会議」が厚生労働大臣に『風しん対策に関する緊急要望』を出した。要望書は12月段階で全国で2300人を超える患者が報告されている現状から、国の「風しんに関する特定感染症予防指針」を達成するために実効性ある措置を要望。
都感染症情報センターのデータによると2013年には3500人に近いで数で、それから4年間の発生数は少なかったが、今年は12月1日までに835人となっていて、男女別では男性が多く、男女・年齢別では1番多いのは40代の男性、次に30代男性となっている。
都感染症情報センターは、風しんウイルスは飛沫・接触感染なので、予防にはワクチンが有効で、 特に30歳代から50歳代の男性、妊婦の夫と子供及びその同居家族、妊娠を予定又は希望する女性にはワクチン接種をすすめている。
■予防指針 https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/
■都感染症情報センター http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/