『30世紀』バングラデシュの演劇

東京芸術劇場で11月3・4日にバングラデシュの演劇『30世紀』の公演がある。バングラデシュの劇団とはめずらしい。東京芸術祭の公演として「f/t18のアジアシリーズ vol.5 」の公演だ。
劇団「ショプノ・ドル」の公演で、バングラディシュで2002年から17年間にわたり広島平和記念日にあわせて上演し続けてきた『30世紀』で日本初演。<広島・長崎の被爆者の証言、核開発や原爆投下の関係者への問いかけを軸にし、バングラデシュの現代史や現在の世界情勢を盛り込み、脚色した>(一部略)作品で、サブテーマは「遠い地からココへ、ココから遠く未来へ。響き合う平和への願い。」
バングラデシュと池袋は、毎年4月に池袋西口公園で開催されている「カレーフェスティバル&バングラデシュボイシャキメラ(お正月)」でバングラデシュの人たちのお祭り、そして2005年7月には公園内の一角にバングラデシュ首相のカレン・ジアさんが出席して「ショヒド・ミナール」の碑(ベンガル言語運動の犠牲者を追悼する記念碑のレプリカ)が立てられるなど縁がある。
■f/t18のアジアシリーズ https://www.festival-tokyo.jp/18/program/30century/
■東京芸術祭 http://tokyo-festival.jp/2018/