2023 都区財政調整

東京都と23特別区とで、が23特別区域の固定資産税・市町村民税法人分などを徴収して、その一定割合を特別区財政調整交付金として配分する財政調整の制度がある。その2023(令和5)年度の最終的な配分額が都と特別区長会とで協議が行われ、その結果が11月16日に公表された。
豊島区に配分されるのは、346億5116万円で、豊島区の3月公表の2023年度予算では、一般交付金324億円と特別交付金12億とで計336億円と見積もっていたので10億円ほどの増額となった。
23区には港区(0円)を除いて22区総額1兆958億円で、なぜ港区には分配がないのか?この特別区財政調整は、<特別区がひとしくその行うべき事務を遂行することができるよう>に各区役所が行うべき仕事に必要な資金(基準財政需要額)と区民税などの各区の収入(基準財政収入額)の差額を埋める制度。 今年の港区は<基準財政収入額>が<基準財政収入額>より多かったためで、昨年度は港区と渋谷区とが0円だった。
■東京都 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/11/16/19.html
■特別区長会 https://www.tokyo23city-kuchokai.jp/seido/r05_sai_santei_shiryo.html
■豊島区2023年予算 https://www.city.toshima.lg.jp/004/kuse/shisaku/shisaku/zaise/documents/2306161031.html