豊島区のこれからの街づくりの指針となる「豊島区基本構想」の作成が始まっている。第1回の豊島区基本構想審議会は2月22日、第2回は3月16日に開催された。
基本構想は、豊島区が「こうありたい」という将来のまちの姿を描き、その基本となる考え方や方向性を示す最高指針とするもの。そして豊島区の政策の方向を明示するものであるとともに<わしたちのまち>の将来構想でもある。今期の基本構想の期間は2025(令和7)年4月から10年間。
公表された審議会の第2回の資料(素案イメージ)では基本構想の「理念」としては(1)みんながつながり、みんなでつくる、(2)だれもがいつでも主役、(3)「としまく」らしさがあふれる、が明記されている。
理念を具体化する「まちづくりの方向性」(素案イメージ)として8つの「まちづくりの方向性」も示している。1 共に支えあう安全・安心なまち、2 ぬくもりのある子育てしやすいまち、3 子ども・若者が自分らしく成長できるまち、4 多彩な文化と産業で賑わいあふれるまち、5 誰もが地域で共に暮らせる福祉のまち、6 生涯にわたって健康で輝けるまち、7 地球にも人にもやさしい持続可能なまち、8 誰もが居心地の良い歩きたくなるまち。
基本構想(案)は12月に区議会に報告され、パブリックコメントを経て2月に区長に答申し、区長が議会に提案し議決が行われる。
豊島区基本構想審議会は、学識経験者7名や公募区民6名、豊島区議会議員5名、区職員3名の計21名で構成されている。
■豊島区基本構想審議会 https://www.city.toshima.lg.jp/001/kuse/shingi/documents/2402281636.html?edit=1
■「まちづくりの方向性」(素案)8つの「まちづくりの方向性」https://www.city.toshima.lg.jp/001/kuse/shingi/documents/documents/03machidukurinohoukousei.pdf
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