舞台芸術を評価する「尺度」を、生み出そうとする試みが行われる。<舞台芸術の「優劣」を決める?何によってか?世界の舞台芸術をもっと豊かになっていくためには、そしてアジアのアーチストが地球規模で活躍するためには何が必要か?>と「東京芸術祭ワールドコンペティション2019」が東京芸術劇場で10月29日から11月4日の日程で開催される。
中国、北京から『戴陳連』(ダイ・チェンリエン)Dai Chenlian、オーストラリア、シドニー『シドニー・チェンバー・オペラ』Sydney Chamber Opera、スペインのバルセロナ『エル・コンデ・デ・トレフィエル』El Conde de Torrefiel、アフリカのブルキナファソのワガドゥグから『シャルル・ノムウェンデ・ティアンドルベオゴ』Charles Nomwendé Tiendrebéogo、アメリカ大陸からはチリのサンティアゴの『ボノボ』Bonobo 、そして大阪の『dracom』の6グループがコンペに参加する。
審査委員長はフランスの俳優ジュリエット・ビノシュさん、副審査員長には俳優の夏木マリさん そしてアーティスト審査員は、韓国、ドイツ、南アフリカ、アメリカの演出家など、批評家審査員も世界各地からの出身者が就任している。
3つの賞が設けられていて【アーティスト審査員賞】は審査員の公開討論で決定、【批評家審査員賞】は6人の日本語話者の公開討論で、【観客賞】は観客による投票で決められる。
■東京芸術祭ワールドコンペティション https://tokyo-festival.jp/2019/world-competition/