東京都が8月に行った都内の「路上生活者調査」の結果を11月15日に公表した。都内には総計693人で、そのうち23区内に403人、市町村21人、それと国が管理している河川には269人となっている。調査方法は、各施設管理者等の目視による確認調査で行われている。
この調査での<路上生活者>の定義は、『ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法』での「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」。
他方、「NPO法人てのはし」は、池袋に来ることができるホームレスに炊き出しをしている。炊き出しは毎月2回で、例として8月には521人と452人には配食していて、東京都全体から人が集まっていることになる。都の調査によっては、捉えきれないホームレスの実態がある。
てのはし」は、ホームレスを路上生活者と<ネットカフェやファストフード店・友人宅や飯場などに寝泊まりされている方も含めて、「居場所をすでに失った」、あるいは「現在失いつつある」すべての人たちを、「ホームレス」または「ホームレス状態の方々」とひろくとらえ>て支援活動をしている。
■東京都 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/11/15/15.html
■東京都路上生活者対策 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/seikatsu/rojo/index.html
■豊島区 https://www.city.toshima.lg.jp/177/kenko/sekatsu/000088.html
■NPOてのはし https://tenohasi.org/