目白3丁目にある徳川林政史研究所が公開講座を9月に開催する。テーマーは「幕末動乱のはじまり」(古文書講座)で、各回のテーマは第1回「ペリー来航と横浜開港」、第2回「御城坊主の日記に見る桜田門外の変」、第3回「篤姫の入輿」、第4回「ペリー来航前後の徳川慶勝」、第5回は特別講座として「弘前藩の山林資源枯渇と藩の対応」となっている。古文書講座だが初心者でも親しめる内容で、江戸時代の古文書をわかりやすく解説してくれるようだ。
講師は研究所所長で江戸博名誉館長の竹内誠さんや副所長の深井雅海さんなど。講座は各回とも午後6時半から8時 会場は東池袋の生活産業プラザ。定員80名、申込は、8月15日必着。徳川林政史研究所と豊島区教育委員会の共催。詳細は下記豊島区教育委員会HPで。
徳川林政史研究所は、尾張徳川家19代の徳川義親が設立した徳川黎明会の研究所で全国各地から収集した江戸時代の林野関係史料、尾張藩や尾張徳川家に伝来した古文書・記録類などを多数保存していて、これらの古文書を整理して公開し、木曽山をはじめとする日本の林政や、尾張藩、江戸幕府の歴史について研究している。
■豊島区教育委員会 http://www.city.toshima.lg.jp/349/bunka/bunka/bunkazai/event/1706200846.html
■徳川林政史研究所 http://www.tokugawa.or.jp/institute/