「東アジア文化都市2019」

8月30日に中国 ハルビン市で行われた「第10回日中韓文化大臣会合」で豊島区が「東アジア文化都市2019」の3都市の一つに指名された。3都市とは中国の「西安市」韓国の「仁川広域市」、そして日本からは「豊島区」。これまで日本の都市で東アジア文化都市に指名されたのは、2014年は横浜市、2015年新潟市、2016年奈良市、2017年京都市、2018年金沢市が指名されていて、今回の豊島区は都市の規模から比較的小さな豊島区が選ばれている。
東アジア文化都市とは<日本・中国・韓国の文化芸術による発展を目指す都市を選定して、その都市で、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施し、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指す。(一部略)>そうだ。
2019年の中国の都市は「西安市」で人口およそ825万、かっては「長安」と言われ西周から秦、漢から隋、唐の都城と十数の王朝の都だった。韓国からは「仁川広域市」で 首都ソウルから40キロ圏に位置する港湾都市、仁川国際空港があるソウルのベッドタウンで、人口はおよそ289万人の大都市だ。
豊島区(人口およそ29万人)の「東アジア文化都市2019」は“舞台芸術”“マンガ・アニメ”“祭事・芸能”の3つを柱として、池袋エリアを中心に区内各地で展開を予定。開幕式典は2019年2月1日に東京芸術劇場で閉幕式は2019年11月24日に公会堂跡施設のHareza池袋 芸術文化劇場で行う予定となっている。
■東アジア文化都市2019豊島 https://culturecity-toshima.com/
■西安市  http://www.xa.gov.cn/ptl/index.html
■仁川広域市(日本語)http://japanese.incheon.go.kr/index.do