羽田新飛行経路 定期運用報告

2020年3月から、豊島区の上空を羽田空港に着陸する航空機が通過するようになった。豊島区の上空を飛行するのは、南風時の15時から19時(うち3時間)となっている。この飛行経路の運用について作成した資料がある。この資料は昨年末から2月にかけて上空を通過する地域に配布している。その資料が国土交通省のホームページにも掲載されている。
資料には、豊島区上空を通過した航空機数、豊島区千早小学校での騒音の平均値が掲されている。
2020年3月29日から4月に通過した運用日数17日で、1日に42便、その後5月には運用日数20日で日に26便、と続き8月には運用日23日で、日に58便、10月には運用日4日で、日に49便となっている。ただし新型コロナの影響で、2020年5月には予定していた便数の23%で、10月の実績は5月の予定数の58%だ
区立千早小学校での騒音は大型機66.3db(デシベル)中型機65.4db、小型機64.1dbとなっている。豊島区上空での騒音は、国土交通省によると街路沿いの住宅65~75dbとほぼ同じレベルだそうだ。ちなみに幹線道路、掃除機などで70~80db。資料>>●
国土交通省では、この羽田の新飛行ルートについて、「羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」を設置して検討会を継続して開催している。
■新飛行経路 定期運用報告 https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/new_flight_path/
■新ルート豊島区への影響
https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/public/pdf/new_flight_path/20210201_09.pdf
■国土交通省 https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/news/2020121102.html