2019くらしと統計 東京都発行

東京都が3月に発行した『2019くらしと統計』の冒頭に前回の東京でオリンピックが開催された1964年と2度目を迎える東京のデータを比べる「東京の今と昔」ページがある。若い世代の人には昔ばなしにかすぎないかもしれないが、この50年余り間に大きく変化していることがわかる。
まずは、人口では1,006万人から1,384万人で378万人増え、外国人は95,256人から551,683人で45万5千人増え。年平均の気温は15.3度から16.8度は1.5度上昇。12歳の中学1年生の身長体重とも146㎝から153.7㎝、37.4kgから44.3kg、147.3㎝から152㎝、39.2kgから43.1kgとなっている。
平均寿命についても大幅に伸びていて、1964年に男は69.84歳、女は74.7歳、それが男は11.2歳延びて81.07歳、女は12.56歳延びて87.26歳となっている。そのほか自動車保有数、23区の10階以上のビル数などこの54年間の変化がわかる興味深いデータだ。
本文は東京都の労働、社会保障、教育文化、事業所数など暮らしに関係するさまざまデータをグラフなどで解説している。
冊子は都の施設などで配布、下記のHPでも閲覧できる。
■2019くらしと統計 http://www.toukei.metro.tokyo.jp/kurasi/2019/ku19-index.htm