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都内で梅毒が流行っている 2022年は2013年の9倍(419件から3677件)匿名で無料で検査

梅藤 患者数 2013-2022 東京都統計

東京で梅毒感染者が増加している。2013年に419件それから9年でほぼ9倍の3677件になっている。1999年から感染症法に基づく調査が始ってから、最も多い件数となっている。男性は20歳代~50歳代、女性は20歳代で増えています。
梅毒の発見が遅れ、治療せずに放置したりすると<脳や心臓に重大な合併症>を起こすことがある。梅毒とは<梅毒トレポネーマ>という細菌が感染することで起こる感染症で、性行為で粘膜や皮膚の小さな傷から感染する。症状は性器や肛門、口にしこりができたり、全身に発疹(ほっしん)ができる。
東京都では都内の保健所や都の検査室では、匿名(とくめい)・無料でHIVや梅毒の検査を受けることができる。検査には、結果は1~2週間後にわかる「通常検査」と、結果がその日にわかる『東京都とくべつ検査「即日検査」』がある。
3月の『東京都とくべつ検査』は新宿歌舞伎町の「東京都健康プラザハイジア」で女性のために3月3日に開設する。そして男女問わない検査は、錦糸町の「すみだ産業会館」で3月7日、立川の「立川商工会議所」で3月11日、多摩センター会場(パルテノン多摩)では3月16日に開催する。予約電話050-3646-0101受付時間10時~ 20時 (土日祝含む)。
「通常検査」は新宿歌舞伎町の<東京都新宿東口検査・相談室>でHIV検査と梅毒検査を匿名(とくめい)を無料でできる。また都内保健所でも対応している。
■東京都性感染症ナビ https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/seikansensho/index.html
■梅毒とは https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/seikansensho/knowledge/syphilis/index.html

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