豊島区役所が<「としまのお財布」豊島区の財政入門~平成31年度予算版>をホームページで先日に公表した。
図形をたくさん利用していて、豊島区の財布の具合がわかるようになっている。内容は財政とは、区の収入、税金の使い道、お金の使い道、身近な使い道、区の財政を家計簿に例える、区の借金と貯金、区の資産と負債など12項目。ただ、健康保険や介護保険などを除いた一般会計についてのみ。、
収入は1,498憶円で、区民からの税金334億円、固定資産税や法人事業税などを都と23区で分配するお金で豊島区には317億円、都や国からの補助金346億円、借金が128億円、その他が373億円となっている。
支出予定は、投資的経費403億円(区民センター改築61億円、新ホール保留床購入84億円など施設の建設)、扶助費381億円(私立保育所・小規模保育所などの保育運営費など)、物件費229億円(事務経費や施設の管理経費など)、人件費224億円、公債費27億円(借金返済)などとなっている。
さらに支出を身近な数字で示している。例として保育園や小・中学校の運営について、保育園は園児一人あたり2,632,203円、小学校は児童一人当たり395,789円、中学校は生徒一人あたり506,199円としている。ただこの数字で注意しなければならないのは、小・中学校の教員の人件費は国が3分の1、都が3分の2を負担していて、学校の主な人件費は除外されている。
この区の予算を年収600万円の家計に例え、家計簿診断をしている。診断によると、扶助費が増加傾向にあり不安要素、各施設の老朽化に備えて財源の確保、貯金からの解約が多いので今後のために貯金を、ローンの返済より借り入れが多く残高が増加する見込みで注意深い運営が必要?
■豊島区予算 http://www.city.toshima.lg.jp/004/kuse/shisaku/shisaku/kekaku/zaise.html
■としまのお財布 http://www.city.toshima.lg.jp/004/kuse/shisaku/shisaku/kekaku/documents/31toshima_osaifu.pdf


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