キネ旬ベストワンからたどる昭和・戦後映画史

東池袋の新文芸坐で「キネマ旬報創刊100年記念 キネ旬ベストワンからたどる昭和・戦後映画史」と題して20作品の上映を7月7日から17日に行う。キネマ旬報は1919年7月に創刊の映画雑誌で毎年ベストテンを発表している。そのうち戦後の昭和期のベストテンワンの1949(昭和24)年の小津安二郎監督の「晩春」から1982(昭和57)年の深作欣二監督の「蒲田行進曲」の20作品を上映する。
小津作品は「晩春」、「麦秋」、黒澤明作品は「生きる」、「赤ひげ」、今村昌平監督作品は「日本昆虫記」、「復讐するは我にあり」、そして熊井啓監督2作品、市川崑作品、大島渚作品、鈴木清順作品、山本薩夫作品、小栗康平作品、勅使河原宏作品、小林正樹作品、成瀬巳喜男作品、木下恵介作品、山田洋次作品、深作欣二作品が上映される。
特別企画として作家の川本三郎さん、元キネマ旬報編集長の植草信和さんと関口裕子さんのトークショーが7月9日の映画の合間の14時40分ごろから行われる。
ちなみに、最近のキネマ旬報ベストワンは2018年「万引き家族」、2017年「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」、2016年「この世界の片隅に」、2015年「恋人たち」。
新文芸坐は基本的には2本立てで入場料1,350円、7月12日と16日のみは1本立てで1,500円。
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/program.html#d0707
■キネマ旬報 https://www.kinejun.com/