総務省が敬老の日に合わせて発表した人口推計では、高齢者人口は3588万人(2019年)で高齢化率は28.4%となっている。この高齢化率は世界1位で、2位はイタリアの23%、3位はポルトガル22.4%などで6位にはドイツの21.6%がランクインしている。
働いている高齢者で862万人(2018年)は、「卸売業,小売業」が127万人、次いで「農業,林業」が107万人、「サービス業(他に分類されないもの)」が98万人、「製造業」が94万人などとなっている。高齢者が15歳以上の就業者総数に占める割合は12.9%で過去最高となっている。
「労働力調査」(854万人)データでは、役員107万人、自営業・家族従業者278万人で、雇用者は469万人で<正規の職員111万人、非正規職員・従業員358万人(パート・アルバイト246万人、契約社員45万人など)>となっている。男女別では、男性512万人、女性350万人、年代別の就業率は65歳-69歳の46.6%とほぼ半数が働いている。70歳-74歳の30.2% 75歳以上では9.8%となっている
東京都のデータでは、高齢者は309万4千人で高齢化率23.3%となっていて国より5%ほど低い。1989(平成元)年から2019年の増加数は、65歳以上人口は120.3万人が309.4万人で189万人増えで、その内75歳以上47.5万人が161.9万人と114.4万人増えている。東京都での就業者関係のデーターは見つからない。
■総務省データ https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1210.html
■東京都 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/09/12/07.html