東京都は昨年秋に実施した<こころと体の健康づくり、飲酒の習慣など、都民の心身の健康と健康づくりに関する意識調査>の結果を公表した。調査は健康に関して、こころと体の健康づくり、行政への要望など10項目について行われた。
タバコや飲酒についてのデータによると、「習慣的に喫煙」する人は21%、毎日飲酒する人17%と想像以上に少ないデータが出ている。そして健康情報はテレビから得る人78%もいてテレビの影響力の凄さを示している。
この調査は4年毎に行っていて、習慣的喫煙者は平成23年より3%減少し、平成14年より10%程度減少している。飲酒については毎日飲酒する人17%で平成24年より1%減少、そして「ほとんど飲まない」は平成28年は42%と半数以下となっていて、平成23年調査より3%上昇している。
保健や医療に関する情報は、テレビから78%、2位はインターネットから43%、3位は家族・友人・知人からで41%となっている。平成18年調査では2位は新聞で50%だったがインターネットの普及で今回は4位の34%となっている。
調査は平成28年10・11月に都内在住18才以上の男女3,000人を対象に行われ回答数は1680。
■東京都健康調査 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/03/07/01_00.html