外国人旅行者の増大や2020年の東京オリンピック・パラリンピックに備えて、羽田空港への到着便の飛行ルートの新設が計画されている。国土交通省は2016年から飛行ルートにあたる各自治体で住民説明を開催している。
豊島区の上空も飛行ルートになるため、これまでも説明パネルやパンフレットなどでの説明会や展示説明会が行われていたが、国の担当者が直接説明する会合を5月31日(金)と6月7日(金)の夜7時から開催する。参加できるのは豊島区民に限定、そして飛行ルート付近の以外の区民は会場の都合で断られることがあるという。
このルートは、南風のときC滑走路に着陸する便が豊島区の西武鉄道東長崎駅周辺の上空を通過する案。このルートは南風好天時の到着便で、15時から19時のうち、経路の切り替え時間を除く3時間半だそうだ。飛行高度は4000FT(1219m)から3000ft(914m)の間での飛行が想定されている。ルートは北区、板橋区の上空を通過し東長崎を経て新宿の上空を経て羽田空港に着陸する。通過高度の4000FT(1219m)の騒音は大型機68・69dB程度が想定されている。ちなみに池袋駅前の平均値は67dB(国土交通賞試算)。
■豊島区での説明会 https://www.city.toshima.lg.jp/153/machizukuri/1507011358.html
■東京都 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kiban/haneda/
■国土交通省 http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/
■としまの空を考える会 https://toshimanosora2016.jimdo.com/

新飛行ルート