3月10日から13日に「東京アニメアワードフェスティバル 2017」が池袋の映画館を中心に開催される。このフェスは通称「TAAF2017」で今回で4回目で、これまでは「TOHOシネマズ日本橋」で開催されていたが今回はメイン会場が池袋となった。
映画祭がねらっているのは『東京がアニメーションのハブになる』ことを目指して世界中の作品を東京で上映し、世界中のアニメを愛する人々の交流を図ることにあるという。 映画祭では日本国内で未興行の世界のアニメーション作品を対象にした「コンペティション部門」と国内で発表されたアニメーション作品を対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」、そしてアニメ功労部門での優秀作品の選出がある。
作品は52の国と地域から671作品の応募があり ペティション部門は トルコから「バッドキャット」、フランス・ベルギー・カナダの共同制作「エイプルと奇妙な世界」、スイス「ズッキーニと呼ばれて」、フランス「手を失くした少女」の4作品。そして短編作品は世界中から34作品がノミネートされている。3月10日から新文芸坐などでノミネート作品が上映される。チケットは下記ホームページから。長編・短編のコンペティション グランプリ作品は最終日3月13日 新文芸坐で上映される。
今回は、アニメファンの投票によって選出される「アニメ オブ ザ イヤー部門」が設けられ、2015年10月18日から2016年10月15日に日本国内で放送、上映された550作品から、100作品を選出し、その中からアニメファンの決戦投票が行われた。その結果、アニメファン賞は41,439票を獲得した『ユーリ!!! on ICE』に決定したと2月22日に発表があった。
■東京アニメアワードフェスティバル 2017 http://animefestival.jp/ja/
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/
■『ユーリ!!! on ICE』 http://yurionice.com/